新潟県立高校普通科の学区を撤廃した「全県1学区」制導入後、初めてとなった2008年の高校入試で、旧制度では学区外となる高校を受験した生徒数は前年度とほとんど変わらなかったことが分かった。
増加予想もあったが微減だった。懸念された都市部への集中とは逆の現象も見られた。
前年2007年度まで普通科は8学区に分かれ、一定の割合の合格者を受け入れる隣接学区のみ受験が認められていた。今春は学区撤廃により、トップ校など都市部の一部の学校に志願が集中するとの予測も出ていた。
県教委が普通科志願者の在籍中学校の所在地から調べたところ、旧学区では学区外の学校を志願した生徒は955人(新潟市立高含む)で、前年度より4人少ないだけだった。
都市部への集中とは逆のケースとして、旧魚沼学区の小千谷高校を受験した旧長岡学区(旧越路町など)の生徒が前年度から倍増、約60人になった。県教委高等学校教育課は「交通事情などを考え、通いやすい高校を選びやすくなった効果ではないか」とみる。旧魚沼学区から旧長岡学区への出願は例年並みの5人前後だった。
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